NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の13日に放送された第33回の平均視聴率が21・6%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。これまでの最高視聴率は第29回の21・5%だった。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、相変わらず裕一(窪田正孝)の曲が採用されない中、木枯正人(野田洋次郎)の曲がレコードになると聞いて、裕一は複雑な気持ちに。ただ、木枯もレコーディングで自分の思ったようにならず不機嫌な様子。裕一を連れて気晴らしに夜のカフェにいく。ホステスたちの接客を受けて動揺する裕一だったが、木枯は「大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなきゃ始まらない」と話す。そしてギターの弾き語りを披露する。しかし帰宅後、裕一はホステスの口紅がついたシャツを音に見つかってしまい、夫婦げんかになる。

あくる日、音が音楽学校のプリンスこと佐藤久志(山崎育三郎)に、歌について相談をしているところに、裕一がやってきて、裕一と久志は思いがけず久々の再会をする。久志は裕一の幼なじみで、そのころから裕一の音楽の才能を見抜いていた。