NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の18日に放送された第36回の平均視聴率が21・4%(関東地区)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第33回の21・6%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、古山家に早大の応援団が押しかけてきた。そして裕一(窪田正孝)に団長の田中隆(三浦貴大)が突然、「この度は我が応援歌の作曲をお引き受けいただきありがとうございます」と話すが、裕一は混乱してさっぱり分からない。裕一は団長から詳しく話を聞くと、東京6大学野球の早慶戦で慶大の新しい応援歌「若き血」が歌われだしたことで連敗が始まったことなどを話した。そして自分らにも心沸き立つような応援歌を作って欲しいとお願いした。家に帰ってきた音(二階堂ふみ)は、一連のことはプリンスこと佐藤久志(山崎育三郎)が心配して仕掛けたことだと裕一に話した。また小山田先生が早稲田の応援歌を作っているとけしかけ引き受けるように話すと、裕一は対抗心を燃やし承諾した。裕一は秋の早慶戦までの2週間で、公募で決定していた「紺碧の空」の詞に曲をつけることになった。裕一は仕事でコロンブスレコードに行くと、同期の木枯(野田洋次郎)の新曲を歌手の山藤太郎が歌っていた、という内容だった。