女優広瀬アリス(25)がフジテレビ系スペシャルドラマ「世にも奇妙な物語‘20夏の特別編」(今夏放送予定)の「しみ」に主演することが分かった。

「世にも-」は、90年4月にレギュラードラマとして放送を開始して、年に春と秋の2回、特別編というスタイルで放送を続け30周年を迎えた。今年は新型コロナウイルスの影響で春が夏となった。

広瀬が演じる三浦あずさは、クリーニング店の1人娘。ある日、店を訪ねてきた黒ずくめの謎の女(関めぐみ)にシャツについたチョコレートのしみをとって欲しいと依頼される。作業を始めるが、しみはなかなか落ちない。そのうち、しみが人間の顔のように見え始め、あずさの父親の五郎(宮川一朗太)が突然、死んでしまう。その様子を見て、両親が何か隠し事をしているのではないかと感じたあずさは母親の康子(山口香緒里)を問い詰める。すると五郎が、過去に友人を助けるために殺人を犯していたことがわかる。そして、あずさ自身もかつてその事件に関わっていた事を知るようになる。

「世にも奇妙な物語」出演に広瀬は「10代の頃から見ていたのでとてもうれしかったです。少し現実離れしたお話が多く、その中でもいろいろなジャンルがあるので、どのテイストのお話をやるんだろうと楽しみにしていました」。「しみ」の脚本を読んだ時は「ゾワゾワしました。映像になった時にどういう感じになるのかな、と。ここ最近はホラーテイストの作品を演じる機会が少なかったので、撮影が楽しみでしかたなかったです」と振り返った。

演じるに当たっては「思いきり演じた方が緩急があって良いなと思い、たくさん大声を出しました(笑い)。最後の最後でしっかりオチているのが、私はたまらなく好きなので、しっかり盛り上がるようにお芝居しました」と話した。