NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の3日に放送された第48回の平均視聴率が21・8%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、高梨一太郎(ノゾエ征爾)が作詞し、裕一(窪田正孝)が作曲した「船頭可愛いや」のレコードは全く売れずに契約解除の危機を迎えた。音楽学校で音は「どうしよう」とため息。双浦環(柴咲コウ)に相談すると、曲を聴いた環は、いい曲なので世間の大勢の人たちに知ってもらえるように自分も歌わせてほしいと提案した。そして早速、裕一と環が会うことになった。環は改めて裕一に歌うことを申し出た。コロンブスレコードでは廿日市(古田新太)は大賛成。しかし小山田(志村けんさん)が納得するか分からないということで会社は納得しなかった。環は小山田に直談判。裕一や音、環にも迫られた廿日市は一大決心しレコードを出すことを決断した。環が歌謡曲を歌うことは発売前からも話題となり、発売されると大ヒットした。また以前に下駄屋の娘が歌ったレコードも相乗効果で売れ、街中で曲が流れるようになった。喫茶店で音と裕一が大ヒットに浸っていたが、音の顔色がすぐれない。梶取恵(仲里依紗)から妊娠しているのではないかと心配された、という内容だった。