フリーアナウンサー生島ヒロシ(69)が法政大学と青山学院大学に計1000万円を寄付したことが24日、分かった。

生島は以前から親交のあった三木義一青山学院大学前学長(70)の呼びかけに応じ、5月11日に母校・法大と青学大の新入生を応援するリモート会議に出席。新型コロナウイルスの感染拡大でキャンパスライフが正常に送れない後輩たちに対し、ポジティブ思考を持ってもらうため、積極的にアドバイスを送った。

アルバイトができないことでの金銭面の不安や出会いのない寂しさなど、学生たちの赤裸々な声に耳を傾けながら、生島は「ピンチはチャンス! “まさかの坂”のために、自分の包丁を研ぐのが一番。グローバルなネットワークをつくりましょう」と提案した。

その中で、授業料を払えない学生が大学を辞めざるを得ないという“現状”“惨状”を耳にし、「これではいけない」と大学生支援のために立ち上がった。生島は「今、自分ができることを考えた結果です。大学生を救うという、同じ考えを持った人が出て来て欲しい」と話している。

今後も、今月12日に開設したYouTube「生島企画室チャンネル」などを通じて、賛同者を呼び掛けていく。