女性との不倫スキャンダルが報じられた渡部建(47)の芸能活動自粛を受け、9日の放送を持って放送を一時休止していた、アンジャッシュの初&唯一の地上波冠番組のチバテレ「白黒アンジャッシュ」(火曜午後11時)が30日、放送を再開した。

1人MCとなった児嶋一哉(47)は、冒頭で「どうも、児嶋です。もう16年ですか…やってきて、白が児嶋で黒が渡部。はっきりしたでしょ。このつかみをやろうと思ったら、黒い服を着てきた。俺、白で来なきゃ駄目だよね」と苦笑いした。そして「本当に…あいつがやらかしまして…。渡部って、放送禁止じゃない? 渡部が、やらかしまして…不倫しまして。『白黒アンジャッシュ』も、もう終わっちゃうんじゃないかなと…正直、いやだった。2週、放送をおやすみして迷惑かけて終わるんじゃないかと思ってましたけど、チバテレビさんとスタッフさん、皆さん頑張っていただいて、とりあえず続くことになりました。本当にありがとうございます。渡部がご迷惑をかけて、本当にすみませんでした」と頭を下げた。

チバテレは、9日に渡部から出演自粛の申し出があり放送休止を決定したが、収録済みだった同日の番組自体は放送した。関係者は当初から番組は継続の方向で、何らかの形で放送を再開できるよう社内で協議していると明かしていた。そして、17日に児嶋が1人MCとして番組を継続すると発表した。

アンジャッシュは、チバテレで03年まで3年半、放送された音楽番組「M'zip(ミュージップ)」でリポーターとMCを務め、番組の終了を受けて04年10月7日に「白黒アンジャッシュ」がスタートと、同局と約20年ともに歩んできた。児嶋は12日、渡部がMCを務めるJ-WAVE「GOLD RUSH」(金曜午後4時半)で涙の謝罪をした際「仕事がなくなっちゃうかも知れない。でも許してもらえるなら1人で頑張っていくしかない」と涙ながらに語っていた。