R-1グランプリ2024王者の街裏ぴんく(39)が、7日夜放送のABCテレビ「相席食堂」に出演。恩人と慕う笑福亭鶴瓶からの金言を明かした。

ほら吹きの「虚構漫談」で、ピン芸人の頂点に立った街裏ぴんくは、三重県鈴鹿市へロケに行き「鈴鹿と言えば、鈴鹿サーキットですよね」。続けて「アイルトン・セナはいい人でした。日本語全然しゃべれました。京都弁でした」などと、世界規模? な虚構の世界観へ引き込んだ。

街ロケへ転じると「鶴瓶さんのようなロケをしたい」。NHK「鶴瓶の家族に乾杯」のような街ロケへあこがれていると言い、今度は一転、ウソを封印して歩を進めた。

「この景色がまさに鶴瓶さんが街ロケをやってるような。好きなんですよ。ちょっと鶴瓶師匠を意識して」と口にすると、まじめモードへ。

「R-1で優勝したら、鶴瓶師匠が連絡くれて『自分の笑いを信じて進んでください』って」

鶴瓶からの祝福の言葉を大事にしていると明かした。実は優勝の前、鶴瓶から「嫁も一緒に」食事へ誘われたことがあった。

「嫁と一緒に呼ばれて、焼き肉食べて。嫁も、まさか鶴瓶師匠に呼ばれると思ってないから、あわてて(笑い)。そんときに(鶴瓶が夫人に)『もうちょっと我慢してくれ』って」

鶴瓶は、先の見えない芸人生活に不安を抱える夫人を諭すように語りかけたといい、結果、その後に見事、R-1王者へ輝き、一気にブレークした。

これには千鳥の2人も「ウソだけじゃなく、ええ話もできるんや~」と感心していたが、肝心のロケは「ぜんっぜん、キレなくなったな」「なんでこんなポンコツになった? 急に」などと、ダメ出ししていた。