内藤剛志主演のテレビ朝日系ドラマ「警視庁・捜査一課長 2020」(木曜午後8時)の9日第10回の平均視聴率が12・9%(関東地区)だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は13・3%、第2話は13・8%、第3話は13・9%、第4話は14・5%、第5話は14・2%、第6話は13・7%、第7話は14・3%、第8話は12・6%、第9話は12・5%。

内藤がたたき上げの警視庁捜査一課長を演じる人気刑事ドラマの連ドラ最新作。金田明夫、ナイツ塙宣之らおなじみの面々が登場する。

捜査一課長・大岩純一(内藤)のもとに「近づくとくしゃみの出る遺体が見つかった」と奇妙な知らせが入る。臨場した大岩は、捜査員たちがマスクをしているにもかかわらず一様にくしゃみをしていることに驚く。遺体の周囲には超大量のコショウがまかれていた。

殺されていたのは人気カレー店の店長・住谷香奈で、従業員によると、香奈は辛口グルメライター・武田茂樹(片桐仁)主催のカレーコンテスト“スパイス武田杯”のことで悩んでいたという。香奈は優勝して大きく売り上げを伸ばしたが、武田と香奈が交際しているといううわさもあり、出来レースを疑う出場者たちが多くいたという。

調べたところ、店内に飾られていた優勝トロフィーが凶器であることが判明し、カレーコンテストの結果をめぐって起きた事件と思われた。