28日に大腸がんのため43歳の若さで亡くなった米映画「ブラックパンサー」(2018年)で知られる俳優チャドウィック・ボーズマンさんは、4年間に及ぶ闘病生活を一切公にしていなかったことから米社会に大きな衝撃が走っている。
「アベンジャーズ」シリーズなどマーベル作品で共演した俳優クリス・エバンズやクリス・ヘムズワースら俳優仲間のみならず歌手マライア・キャリーやNBAレイカーズのレブロン・ジェームズ、米大統領選の民主党候補ジョー・バイデン前副大統領らミュージシャンから政治家やスポーツ選手までSNSには多くの追悼メッセージが寄せられている。「ブラックパンサー」はアカデミー賞史上初めてスーパーヒーロー映画として作品賞にノミネートされる快挙を成し遂げており、アカデミー賞も公式SNSで「計り知れないものを失った」と追悼。また、学生時代に英国で演技を学ぶための留学費用を支援したことで知られる俳優のデンゼル・ワシントンは「穏やかで素晴らしい芸術家だった彼の短いながらも輝かしいキャリアの中で見せた象徴的な演技は生涯私たちの中にとどまり続けます」とコメントしている。
「ブラックパンサー」は続編の製作も決まっており、マーベルスタジオも「胸が張り裂けるような思いです。あなたのレガシーは永遠です」とSNSで早すぎる死を悼んだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)




