波瑠主演のテレビ朝日系ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(木曜午後9時)の17日最終話の平均視聴率が12・6%だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は13・1%、第2話は%12・0%、第3話は12・9%、第4話は12・1、第5話は12・6%、第6話は12・6%。

警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(通称文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木京香)がバディを組んで未解決事件の解決に挑む人気ドラマの第2弾。

5年前の未解決事件で殺された人気イタリアンレストランのオーナー・入沢博人と、つい先日殺されたネット長者・西松文也はかつて同じ詐欺事件で逮捕されていた。彼らを不起訴処分へ導いた弁護士・若林守(矢柴俊博)は、行方をくらましたエリート刑事・富野康彦(市原隼人)の捜査を「特命捜査対策室」第6係の刑事・朋に極秘依頼した警視庁幹部・小野塚吾郎(筧利夫)と裏でつながっていた。

警察組織が絡んだ闇が次第に明るみに出る中、富野が持ち出した拳銃で「特命捜査対策室」室長・古賀清成(沢村一樹)を撃ち、またも姿を消す。朋は、正義感が強いはずの富野の行動に納得がいかない。

そんな中、富野がある重要書類を朋に手渡してもらうため、古賀と落ち合ったことが判明。その重要書類は、小野塚が10年前、製薬会社の経理担当・釘本洋介を無罪と知りながら殺人罪で送検した事件に関する門外不出の証言記録だった。重要書類の橋渡し役となる古賀をなぜ撃ったのか、疑問が深まる。