広瀬すず(22)が新型コロナウイルスに感染し、ストップしていた映画「いのちの停車場」(成島出監督、21年公開)の撮影が19日から再開した。製作と配給の東映が20日、発表した。

広瀬は6日に都内近郊での撮影に参加するため、撮影現場で定期的に行うPCR検査を受け感染が判明。撮影は翌7日からストップした。広瀬は主演の吉永小百合(75)演じる医師が在宅医療を行う診療所を支える訪問看護師を演じており、吉永も同日PCR検査を受けて陰性が確認された。

広瀬が16日にインスタグラムを更新し、17日から仕事復帰することを報告したことを受け、19日に撮影は再開。吉永は同日から撮影に臨み、広瀬は20日に復帰した。東映の手塚治社長は、「無事再開できたことにホッとしています。クランクアップまであと少しですので、スタッフ・キャスト一丸となって頑張っております」などとコメントした。