女優倍賞千恵子(79)が12日、東京・浅草公会堂で「スターの手型」顕彰式に出席した。

服部征夫台東区長から表彰された倍賞は「コロナで大変な中、本当にありがとうございます。本当にうれしい」と笑顔を見せた。

倍賞にとって浅草は63年の主演映画「下町の太陽」のロケで訪れた街。「ロケで、ここに来たときにスターの手型があって、いつの日かここにと思った。時がたって、自分がと聞いてドキッとした。いつの日か、夢ってかなうんだと思った」と振り返った。

来年は80歳になるが、今年も映画「461個のおべんとう」に出演するなど女優の道を歩み続けている。「体が続く限り仕事に精進して行きたいと思います」と話した。