お笑いコンビ、アンジャッシュの児嶋一哉(48)が14日、都内で行われた動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の「TikTok#クリぼっち」の発表会見に出席した。

児嶋はTikTokの人気クリエーター5人と「TikTokサンタ隊」を結成して隊長に就任、クリスマスを1人ですごす“クリぼっち”を救う企画を実施する。「サンタもできて、隊長もできて光栄ですよ。ちょっとプレッシャーもあるけど。俺だからこそ、ぼっちの気持ちが分かる」。今年のクリスマスの予定については「イブはガッツリ仕事。でも毎年、家ですごす。家と嫁さんの料理が大好きなんで」と話した。

相方の渡部建(48)は6月に複数の女性との不倫が報じられて活動を自粛。今月4日に復帰へ向けて謝罪会見をしたばかり。サンタ隊のメンバーが「チュートリアルの徳井(義実)さんが最近、TikTokを始めました」と昨年の脱税騒動による謹慎から今年復帰した徳井の名前を挙げると、児嶋は「ちょっと待って。どうでもいいけど、ドキッとしちゃったよ」と苦笑いした。

今年1年間について聞かれると、児嶋は「それ聞く? 大体、知ってるでしょう。大変な1年だったよ」と苦笑い。「コロナで仕事止まって、コロナの第2波、第3波がある中、まさか渡部の第2波、第3波があるとは。コロナと渡部で大変だよ」と振り返った。

そして「みんなに助けてもらった。(明石家)さんまさん、ヒロミさん、ツッチー(土田晃之)たちに助けられた。いいこと言えるようになったでしょう」と笑った。

目標のTikTokの10万登録について、渡部を出演させればとアドバイスされると「めちゃくちゃいきそうだね。それはないね。話題にはなるだろうけどね」と話した。

今年の漢字について聞かれると「『半』。(出演したドラマ)『半沢直樹』とアンジャッシュが半分になっちゃった。大変でした。いろいろご迷惑をかけました」と話した。

今年変わったことについては「分かるだろ。2人でやってたのが、1人になっちゃったから」と返答。「面白くなった」という声には「あいつのやったこと?」とボケ。仕事の“ぼっち”がいつまで続くかについては「分からない。僕らがやりますと言っても、仕事がいただけなければ。これだけは分かりません」と話した。

渡部の会見については「長いなと思いました、1時間40分。複雑な気持ちで見ていました。みなさんにご迷惑をかけたので謙虚に反省してください。あいつも変わったなとみんなに思ってもらえるようになってほしい」と要望した。

渡部との話し合いについては「会見後は話してないです。TikTokを使って、伝える感じではないかな(笑い)。舞台でネタをやればいいとか言われるんですが、何も決まってないし、そんな甘いもんじゃない」と話した。

今、一番救いたい人については「みんな、浮かんでるじゃん。言わせたいの!? 渡部!」と答えた。来年については「平穏な1年にしたい」と話した。

「TikTok#クリぼっち」は、14日からTikTok内で「#クリぼっち」などを付けた投稿から抽選でプレゼント。21日には児嶋がサンタの格好でバスに乗って、街中のクリぼっちを招き入れてサプライズ体験をプレゼントする。