年内で解散するE-girlsのYURINO(24)須田アンナ(23)が、年内をもって所属する「LDH JAPAN」を退社することを15日、公式ホームページなどで発表した。

YURINOは「E-girlsの解散が決まってから、自分の未来、自分の意思を考えるようになり、たくさん自分と向き合い、新たな道に進むことを決めました。これまで応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました」と報告。

同社が運営するスクール「EXPG STUDIO MIYAZAKI」出身で「ただただダンスが大好きだった自分が、地元宮崎を離れ上京し、2009年からLDHに所属させていただき、LDHで夢をみて、夢をかなえ、本当にたくさんの経験をさせていただきました。大好きなLDHに約11年間所属し、たくさんの経験ができ、たくさんのファンの皆さまに出会えたこと、本当に感謝してもしきれません。LDHでよかったと心から思います。LDHでの人生、アーティスト人生は私の誇りです!」とつづりつつ、「自分自身、初めてこんなに悩み、考えた決断です」と説明した。

また須田も「私自身この決断に至るまでにたくさんの時間をかけて考え、悩み、答えを出しました。9歳からダンスを始め、ダンス生活に没頭していく中で見つけたLDHの存在に憧れてEXPGに通い無我夢中で夢を追いかけました。夢をかなえるための方法、人を愛することや思いやり、そして幸せの意味など、幼かった自分には余るほどたくさんのことを教えていただき、感謝で胸がいっぱいです」。

今回の決断については「LDHの先輩方や仲間達がさまざまなことに挑戦していく姿を見て『2021年、人生の中で自分の大きなターニングポイントを自分自身で作らなきゃこのままじゃ何も変われない、成長できない』。そんな風に考えることが増え、『私は私の挑戦をここでしよう!』という思いでLDHから離れることを決めました」と説明した。

2人は、今月28日のE-girlsの配信によるラストライブが最後の活動となり、ともに今後に関しては未定。また所属するHappinessも卒業し、ユニット「スダンナユズユリー」も解散する。

 

◆YURINO(ユリノ)1996年(平8)2月6日、宮崎県生まれ。「EXPG STUDIO MIYAZAKI」を経て、09年7月にHappinessの新メンバーとして加入。11年4月からE-girlsメンバーに。スダンナユズユリーではラップ担当。「スニーカーベストドレッサー賞2020」のアーティスト部門受賞。152センチ。血液型B。

◆須田(すだ)アンナ 1997年(平9)10月12日、東京都生まれ。「EXPG STUDIO TOKYO」をへて、11年の「VOCAL BATTLE AUDITION3」から選出され、12年3月にE-girlsにパフォーマーとして加入。13年にフジテレビ系ドラマ「明日の光をつかめ-2013夏-」で主演し、同6月にHappiness加入。スダンナユズユリーではラップ担当。167センチ。血液型A。