ビジュアル系バンド、アルルカンのドラム担当・堕門(たもん)が新型コロナウイルスに感染したことが17日、分かった。所属事務所が公式ツイッターで発表した。

「12月15日に体調不良を訴えPCR検査を受けた結果、本日陽性との連絡を受けました。現在は保健所の指導に従い療養しております。他のメンバーに関しましては、現在体調不良などの症状は出ておりませんが、今後保健所の指示に従って対応致します」としている。

今月6、9日にライブを開催しているが、保健所からは「ステージと客席の間に透明シートの設置や他の感染症対策をしておりメンバー、スタッフ、観客は濃厚接触者に該当しない」という判断を受けている。

同バンドは13年に結成。バンド名はフランス語で「ピエロ」を意味している。所属事務所の代表は今年3月下旬にコロナに感染し、その悲惨さを訴えるためにユーチューバーになって情報を発信し続けている「ふあんくん」。

関係者は「上野の居酒屋で飲んでいて、そこが感染経路の可能性が高いようです。24日までに症状がなければ完治という流れですが、今は隔離しています」と説明している。

今月19日と20日に予定していたライブDVD「ARLEQUIN MOVIE OFFICIAL BOOTLEGS」の購入者を対象としたイベントについては、来年2月6、7日に延期が決定した。

来年1月3日の無観客生配信ライブ「Return to Blue vol:2」も保健所の指導のもとに後日、判断を行って発表する予定だ。