テレビ朝日系連続ドラマ「24JAPAN」(金曜午後11時15分)が第12回を迎えます。日本初の女性首相誕生に期待が高まる総選挙当日に発生するさまざまな緊急事態に立ち向かうテロ対策ユニット班長の活躍を描きます。第12回放送のあらすじを紹介します。

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CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班の元班長・獅堂現馬(唐沢寿明)は総理候補の朝倉麗(仲間由紀恵)を暗殺しようとした実行犯と疑われ、逃走劇を展開していた。そんな中、麗の暗殺計画に関わる神林民三(高橋和也)の手下、音守清介(神尾佑)と接触。神林に誘拐された妻の六花(木村多江)と娘の美有(桜田ひより)が監禁されているアジトまで案内させる。同時に現馬は、CTUにいるA班チーフ水石伊月(栗山千明)にも連絡。アジトの場所を正確に突き止めるため、秘密裏に自分のスマホをGPSで追跡してもらうように段取りを整える。だが伊月の動きを、現馬の身柄拘束に躍起になるA班の新班長・小畑緑子(霧島れいか)が徹底マークする。そして強硬手段を使い、伊月とA班暗号解析係長の南条巧(池内博之)を追い詰め、現馬の居場所を吐かせようとする。

まもなく現馬は何とか神林の一味に見つかることなくアジトへ潜入し妻子と再会を果たす。だが直前に六花と美有は、自分たちを殺そうとした神林の手下を射殺してしまっていた。神林は手下がなかなか戻ってこないことを怪しみだす。

その頃、情報屋の上州(でんでん)は、麗の息子、夕太(今井悠貴)が、正当防衛とは言え、過去に殺人を犯していた事実を完全にもみ消そうとたくらんでいた。