年末をもって活動休止する嵐の大野智(40)櫻井翔(38)相葉雅紀(38)二宮和也(37)松本潤(37)がこのほど、日刊スポーツなどの取材に応じた。来年元日以降、活動休止後のそれぞれのビジョンは。率直な言葉が返ってきた。今は大みそかの生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」に向けて、意識を集中している。

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-来年以降の、それぞれのビジョンは

櫻井 自分1人でできることをできる範囲で、ってことしかないんですけどね。やっぱり、嵐じゃないとできないこととか、嵐じゃないと見られない夢とか、たくさんあるから。個人でやれることを精いっぱい、という感じですね。

-具体的に目指すことは

櫻井 目指すこと…。いや、これと言って、特には…。

松本 アンカー(マン)とかやらなくていいんですか? 報道番組の。

櫻井 いやいや(笑い)。相対的に取材に行ける時間は増えるだろうから、取材できることの幅とかは広がっていくと思うんですけど、一方で、「news zero」だけでもないですし、いろんなお仕事させていただいているので、時間的な変化はあるかもしれないけど、こういう仕事を目指したい、っていうのは具体的にはないですね。目下、年末、大みそかっていうところしか見えてないですね。気持ち的には、ですけど。

二宮 いただけるものに対して、真摯(しんし)に向き合うということしかできないと思うし、やっぱりこう、31日の生配信と向き合っている時に、2021年のこれがあるから、あれがあるからってことは、正直、見ている人たちにとっては興味のないことなので。みんなで気持ち良く思い出を作るっていうことが最善で、まあ、(来年のことは)それ以降かなと思うし。嵐だったからこそいただいた仕事もたくさんあるし、というかそれがほとんどなので、自分が1人になるわけじゃないけど、活動の範囲が1人分にしかならなくなっちゃうので、そこからいただけるものに関しては、さっき言ったように向き合っていきたいし、ちゃんと誠意を持っていきたいな、って思いますね。

松本 …(来年は)どうしたらいいですか?(笑い)

-こうしてほしい、ってお願いしたら、やってくれるんですか?(笑い)

松本 考えます(笑い)。

大野 考えるな(笑い)。

松本 ちょっと僕は、少しゆっくりしようと思っています。決まった、定期的な仕事を受けていないので。少しゆっくりしながら、今後のことを考えて、まあその中で自分が何をやりたいかとか、どういうことを今後続けていきたいのか含め、ちょっとゆっくり充電させてもらってから、動き始めようかな、と思っています。ファンクラブのブログでも言いましたけど、引退するつもりはないですけど、まあちょっと1回、僕みたいな性格の人間は、少し休みたいなという感じですかね。こういうタイミングだからこそ、と思っています。なので、いいアドバイスがあったらぜひ!

相葉 みんなと一緒になっちゃうんですけど、本当にできることを、精いっぱい頑張るってことですかね。レギュラーでいただいているお仕事とかを引き続きやらしていただくってことは決まっているんですけど、やっぱりあまり想像ができていないっていうのは、正直なところですかね。今はやっぱり、目の前のことを全力でやっている感じなので。さっきのリーダーじゃないけど、なってみないと分かんないんじゃないかな、って思っています。

大野 …僕、何も決めてないですね。今、決めるっていうか、考えても、来年の気持ちなんて、やっぱ20年以上やってきたから、どういう思いなのかも想像できないから。何も決めないけど、来年思ったことをやるんじゃないですかね。