24年ぶり3回目の出場となる鈴木雅之(64)は楽曲「夢で逢えたら」を歌唱する。「改めて新人のような気持ちです」と笑顔を見せた。

紅白の出場者発表の当日に母が亡くなった。鈴木は「意識が遠のいていく中、その最後を迎える瞬間に僕なりに(出場するってことを)伝えられたと思う。感じ取ってくれたと思う」と話した。

約28年前に父が亡くなり、その時も「紅白に出させていただいた」という。「そういう意味では、この紅白で歌う、その瞬間がきっと天国にいる親に対してのエールになるような、そんな気持ちで歌えれば」と思いを寄せた。

また40周年という節目の年を迎えたことに「全国ツアーや色々企画してたことが全て延期になったり中止になったりしたけど、そんな中でも、アニメソングを歌わせていただいたりと。自分の中でも音楽人生の中でも、まだまだチャレンジしていけるのではないかっていう気持ちになれた」と話した。