NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の4日に放送された第21話の平均視聴率が17・1%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。オープニングの映像では杉咲と、千代の幼少期を演じる子役、毎田暖乃(のの)らが登場し、横に並んでいる演出がされている。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、岡安の女将シズ(篠原涼子)の機転によって、父テルヲ(トータス松本)と借金取りに捕まらず、大阪・道頓堀を飛び出した千代(杉咲花)。大脱走劇から一夜明け、たどり着いたのは京都だった。一文無しの千代は一刻も早く働き口を見つけ、稼がなくてはならない。口入れ屋に紹介された場所に急行する千代。その店は、自分のことを「監督」と呼ぶ宮元(西村和彦)が営むクセの強いカフェだった。千代はそのカフェ「キネマ」に住み込み女給で働き始める。そして客として訪れていた活動写真を作る会社社長という黒木から「出てみないか」と活動写真への出演を誘われる。