お笑いコンビ、爆笑問題の太田光(55)が、日大芸術学部に裏口入学したと週刊新潮に報じられた件で、東京地裁が名誉毀損(きそん)に認めた判決について、昨年12月30日に控訴していたことが5日、明らかになった。

昨年12月21日の判決で、名誉毀損があったと認められ、新潮社に440万円の支払いが命じられた。新潮社は判決を不服として、同25日に控訴していた。

太田の妻で、所属する芸能事務所タイタンの太田光代社長(55)は「あちらが控訴したので、こちらも控訴しました」と説明。担当弁護士は「太田光氏としても一定の納得は得られる判決内容ではございましたが、新潮社側が東京高等裁判所に控訴したことを受けて、当方からも改めて謝罪広告の掲載等を求めて控訴を致しました」とコメントを発表した。

週刊新潮は18年8月発売の記事で、太田が日大芸術学部受験前日に本番と同じ試験問題を見せられて指導を受け、太田の父親が800万円を払ったなどと報じた。太田は3300万円の損害賠償と謝罪広告を求めていた。