松坂桃李(32)が18日、都内で行われた主演映画「あの頃。」(今泉力哉監督、2月19日公開)完成報告会に登壇した。昨年12月10日に戸田恵梨香(32)との結婚を発表後、初の公の場で、司会青木源太アナウンサーから指摘されると「ああ、はい」と即答。仲野太賀(27)ら共演者の拍手を浴び、笑みを浮かべた。

松坂は登壇時、照れたのか何度も唇をなめると、笑みが漏れた。劇中で「ハロー! プロジェクト」、特に松浦亜弥(34)が大好きなオタクを演じたことにちなみ、結婚後の時間と金の使い方について質問が飛んだ。「僕自身、ものを買ったりということがない。健康をより一層、大事にしようとは思いました」と、かみしめるように語った。

さらに「自分の健康管理を維持するために、しっかりやりたいと思います」と続けた。青木アナから「結婚されて意識が変わった?」と聞かれると「改めて思うというところ」と繰り返した。くしくもこの日、都内で別の会見に出席していた、戸田への愛と家庭を持った責任感をのぞかせた。

出演オファーを受けた最大の要因が、中学1年時に3年だった松浦を遠目に見た記憶だったと明かした。「歩くたびにキラキラしたものが残り香のように残っている。スターって、こういう輝き方をするんだ」。08年の芸能界デビュー後、1度も会ったことはないといい「1年の時、サインをもらいに行ったんですけど『すみません、事務所が』とやんわり断られましたね」と明かした。同アナから「(映画を)ぜひ見て欲しいですね」と言われると「そうですね」と期待した。【村上幸将】