NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜午後8時)の最終回「本能寺の変」が7日に放送され、関東地区の世帯視聴率が18・4%(関西地区は18・2%)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回の19・1%に次ぐ2番目の数字で、最終回の18%超えは、11年「江~姫たちの戦国」の19・1%以来9年ぶり。また、全44回の平均世帯視聴率は14・4%(関西地区も14・4%)を記録し、前作「いだてん~東京オリムピック噺~」の8・2%から6・2ポイント増。18年「西郷どん」の12・7%、17年「おんな城主 直虎」の12・8%も超え、近年では16年「真田丸」の16・6%に次ぐ数字となった。全44回の平均個人視聴率は8・5%。

落合将チーフプロデューサーは「真の麒麟は、光秀や信長の心の中に、そして私たちと周りにいる身近な人たちの心の中にいるものなどだと、番組を終えて強く思います」とコメントした。