女優の道を生き抜き「大阪のお母さん」と呼ばれた、女優浪花千栄子さんをモデルにしたNHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜午前8時)。座長の天海一平(成田凌)が立ち上げた鶴亀家庭劇は紆余(うよ)曲折がありましたが、何とか軌道に乗りそうです。千代(杉咲花)も女優として成果をのこしつつあり、一平との間に恋の芽生えが出てきそうです。一方、千代の前に、離れ離れになっていた弟のヨシヲが姿を現します。再会を喜ぶ千代でしたが…。次回のあらすじを紹介します。

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「若旦那のハイキング」の舞台初日。恋人と一緒に死を選ぶ場面。大切な弟のヨシヲを思い、役になりきる千代。熱のこもった芝居の千代に引っ張られ、一平(成田凌)は思わずキスをしてしまう。すると、劇場にいた警官が発見。即刻、芝居は中止に。鶴亀株式会社の熊田(西川忠志)らが必死に警官に頭を下げ、公演は続けられることになった。とはいえ、千代にとっては初めてのキス。岡安のお茶子たちが必死に慰めるのだが…。