タレントの上原さくら(43)が、自家用車の運転中にあわや交通事故の加害者になりかねない状況だったことを明かした。上原は19日、「子供の安全を守りたい!」のタイトルでブログを更新。運転中の出来事をつづるとともに、道路に飛び出してきた幼い女児の自宅を訪ねて注意をうながしたことを明かし、ファンから称賛の声が相次いだ。

「この件はブログに書くことなのか、少しの間迷っていましたが、私のブログには『子育て中のお母さん』も沢山いらっしゃるので、この件を知って頂き、私と一緒に考えて頂けたら嬉しいなと思い、お話しする事にします」と前置きした上で、自身の運転する車で住宅地の道路を走行中、道路脇の民家から飛び出してきた女児と危うく接触しそうになった出来事について書いた。

道路状況から時速30キロに満たない程度で走行していたこともあり、急ブレーキを踏んでギリギリのところで接触は避けられたが、「0・1秒でもブレーキが遅れていたら、もしあと5キロ速いスピードで走っていたら、娘を乗せていたら....と思ったりして震えが止まらなかったです」と振り返った。

上原はその後、女児の家を訪ね、「お家にいらしたご家族の方に先程の状況を説明し 本当~~~に危なかったので、お子さんが飛び出さないように、よく言って聞かせるとか、飛び出さないように門にロックをつけるとかした方がいいと思います。今回は急ブレーキで済みましたが、車通りが多い場所ですから、すごく危険だと思います。と......本当、いつから私、他所様にこんなこと言うババアになっちゃったんだろうと心のどこかで思いながらも、ちゃんと思ったことを伝えてきました」という。

「娘を産む前の私なら、同じ状況になって死ぬほど驚いても、そのお宅にわざわざ言いに行くなんて絶対しなかったと思います。でも、産んでみて心から思う、大切な大切な娘の命。娘の命を守ることは私の人生の最優先事項です。きっとこの気持ちは、子供を持つお母さんお父さんなら共感して頂けると思ったので、子供を守るために見落としているかもしれない注意事項をお伝えした方がいいと思ったのです」と理由を説明した。

このブログには多数の「いいね」とコメントが寄せられ、上原はその後の更新で「沢山のメッセージをありがとうございました!」と感謝。「本当~~に、女の子にケガもなにもなく良かったです。そして私自身も、事故の加害者にならずに済んでよかったです」と、あらためて胸をなでおろした。

また、「ご質問頂きましたが、私が伺ったそのお宅では、玄関まで出て下さったのがお祖母様だったようで あらまぁ....すみませんねぇ.......と仰るので あの....私、怒ってるんじゃないんです......ただ....こんな事でお子さんが怪我をされたり、取り返しのつかない事になったら、ご家族の皆さんが悔やんでも悔やみきれないと思いましたので......と、しどろもどろになりながらも、まずは『文句を言いにきたのではない』という根底が伝わるように説明しました」と、女児の家でのやり取りをつづり、「私の方も緊張してしまい、上手く伝わったか分からないです。でも、私の話しをちゃんと聞いて下さいましたよ」とした。