テレビ東京の石川一郎社長が25日、定例会見に代わり、4月改編の狙いについて文書で回答した。

先月25日に、同局系報道番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(毎週月曜~金曜午後11時)が4月から月~木曜の放送時間を1時間繰り上げ、午後10時スタートになることを発表していた。

4月改編について石川社長は「この春は『WBS』の夜10時への移行を中心として、大きな改編となります。今回の夜10時、11時台の改編により、さらなる視聴者層の拡大やコンテンツの開発に前向きにチャレンジしていきたいと考えています」と意向を示した。

4月5日から放送される俳優中村倫也(34)が主演を務める同局系連続ドラマ「珈琲いかがでしょう」については「ドラマプレミア23」枠の午後11時6分から放送すると明かした。

社長は「月曜日をはじめ、夜11時台は『じっくりと落ち着いてお楽しみいただける』番組を編成します。そのほかの曜日については、追って発表させていただきます」と記した。

また、今後は「若い世代の方にも幅広くご覧いただけるような番組編成を目指していく」といい「特に深夜帯においては若い世代の視聴を重要視し『Z世代』をコアターゲットにした戦略枠を火曜深夜0時30分に新設します。番組内容については後日、改めて発表いたします」とした。