NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の2月26日に放送された第60話の平均視聴率が17・7%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の18・8%。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、

弟のヨシヲ(倉悠貴)が、えびす座に火をつけようとしたところを止めた千代(杉咲花)と一平(成田凌)。千代は人目につかぬようにヨシヲを岡安に連れて帰った。そして、ヨシヲは離れ離れになった間の自分のことや仲間に救われた過去などを話し始めた。そして、千代への恨みを口にし、鶴亀を潰し復讐するために道頓堀に来たことを語った。しかし千代はここにいるように説得。だがヨシヲは「堪忍」と言って、岡安を出て行こうとした。千代は母の形見のガラス玉を渡し「いつか必ず返しにくるんやで」と伝えると、ヨシヲはそのまま姿を消した。残った千代は「引き留められんかった。うちまた1人になってしもた」と、一平の胸の中で涙した。