女優の三吉彩花(24)が2日、インスタグラムを更新し、ミュージカル「The PROM」の上演に向け、「正直すごく怖いです」と思いを吐露した。

ミュージカル初出演となる三好。今年1月から始まった稽古はコロナ禍のためマスク着用で行われ、「全員の喜怒哀楽が目から上の表情しか見えなくて寂しい気持ちと苦しい気持ちでした」と振り返るとともに、「でもどんな時も稽古場にいる皆さんがこの作品を素晴らしいものにしようと努めていて関わってくださっているスタッフの方々とキャストの方々の大きさ、有難さをとても感じた2ヶ月半でした」とつづった。

同作は、2018年にブロードウェーで開幕。19年には、トニー賞7部門にノミネート、20年12月にはNetflixで映像化もされ、世界的にも注目を集めており、日本初上演となる。三好は、レズビアンの女子高生の主人公エマ(葵わかな)の恋人、アリッサ役を演じる。「何より隣にはいつもわかなちゃんが居てくれて。その存在の温かさが常に背中を押してくれて。エマがわかなちゃんで本当に良かった。沢山救われました」とした。

10日からの東京公演に向け、「舞台上からの景色が想像出来なくて正直すごく怖いです」と吐露しつつも、「呑まれてしまわないように 皆様をPROMの世界へ引き込めるように ここからラストスパート努めていきます」と意気込み、「今回の作品は映像化されません。劇場に足を運んでくださった方々へ素敵な笑顔をお持ち帰りいただけるように。楽しみにしていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。