NHK連続テレビ小説「おちょやん」(月~土曜、午前8時)の5日に放送された第65話の平均視聴率が18・9%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回の18・8%だった。

上方女優の浪花千栄子をモデルに描くドラマ。主人公の竹井千代役を杉咲花が演じる。シンガー・ソングライター秦基博が主題歌を担当し、書きおろしの新曲「泣き笑いのエピソード」で盛り上げる。

あらすじは、2代目天海天海の襲名公演をもって、芝居を辞める覚悟をする一平(成田凌)。今まで書き直してきた大切な台本を1冊ずつ燃やしていく。これまでの一平のただならぬ雰囲気を察していた千代。一平のもとに駆け寄ると、その場面に遭遇する。千代は、天海親子のすべてを知るハナ(宮田圭子)から託された、初代天海天海の思いを一平に届ける。幼き日の一平が天海にとって、どんな存在だったのか、千代は語りかける。

一平は天海が自分のことを深く思っていたことに気付く。そして2代目天海天海の襲名披露公演で、天海の名を汚さぬよう、守り抜く決意で芝居を続けることを明らかにする。そして自分を支えてくれた千代と結婚することも発表する。