岡本健一(51)が9日、都内で、「2020年度芸術選奨贈呈式」に出席した。主演舞台「リチャード二世」の演技が評価され、文化庁が芸術分野の優れた業績を表彰する芸術選奨の文部科学大臣賞を受賞した。

受賞者を代表してあいさつし「『受賞者は、芸術活動を通じて社会に貢献し、国民の模範になり得る者である』とあって。後半の『国民の模範になり得る者』という部分は、正直、ごめんなさい。役や作品の中でしか出来ない気がして」と笑いを誘った。さらに「今いろんなことがあってお疲れになっている総理にもおすすめしたいです」と菅義偉首相に舞台や演劇の鑑賞をすすめ、「できれば公共交通機関を使って、お金を払ってチケットをとっていただけたら。国民がどういう感動しているのか、どれだけの思いで生きているか、というのを共有できたらと思います」と伝えた。