2月に行われた米プロフットボールリーグ(NFL)王者決定戦スーパーボウルでハーフタイムショーを務めたザ・ウィークエンド(31)が、米音楽界最高の栄誉とされるグラミー賞を永久ボイコットすると表明した。

ザ・ウィークエンドは、楽曲「Blinding Lights」が全デジタルフォーマットにおいて2020年最も売れたシングルに贈られる国際レコード業界団体IFPIが選ぶグローバル・デジタル・シングル・アワードを受賞するなど、昨年の音楽界を席巻。しかし、アルバム「After Hours」が高い評価を受けて商業的な成功を収めたにも関わらず14日に開催されるグラミー賞ではノミネートがゼロだったことを受け、「腐敗している」などと選考の在り方を批判していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)