第3代王者のミルクボーイなどプロを輩出した大学生漫才一決定戦「第17回大学生M-1グランプリ2020」(主催・早大放送研究会)の決勝が15日、オンラインで行われた。

決勝は毎年暮れに東京・早大で開催されているが、新型コロナウイルスの影響で年度末にオンラインでの開催となった。

決勝は120組超の参加者から動画審査と、セミファイナルのインターネット投票で勝ち抜いた4組が進出。「無差別級腕相撲大会」のネタを披露した、同志社大喜劇研究会所属で法学部3年のコンビ、ベグBOG(ボグ)が優勝した。決勝では早大のハリガネティーチャーと448点で同点。審査員5人の挙手により、3対2の僅差で破った。

ボケの葭(よし)本有悠史(21)は「うれしい! 同点になった時は(両方優勝で)、もうええやろと思いました」。ツッコミの蓬田泰生(22)は「ありがとうございます」と笑顔を見せた。

他に同志社大のとれたて力(りょく)、創価大のパラママが決勝に進出した。ゲストとしてお笑いコンビ、オジンオズボーンが出演した。