菅野美穂主演の日本テレビ系連続ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(水曜午後10時)の最終話が17日、放送され、平均視聴率(関東地区世帯)が9・0%だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は10・3%、第2話は8・8%、第3話は8・1%、第4話は8・2%、第5話は8・3%、第6話は8・4%、第7話は9・0%、第8話は8・6%、第9話は7・9%だった。

同ドラマは、恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)と、20歳になっても彼氏ができたことがなく、筋金入りのオタクである娘の空(浜辺美波)の“トモダチ母娘”が恋に奮闘するエキサイティングラブストーリー。

脚本は「ロングバケーション」「オレンジデイズ」「半分、青い。」などで知られる北川悦吏子氏が手掛ける。

最終話で、風雅(豊川悦司)から一緒に沖縄で暮らそうと誘われ、碧は心揺れた。一方仕事では、映画化が話題となり小説家として再び脚光を浴びた。そんな折、碧はニューヨークへの異動を告げられた漱石(川上洋平)からも、自分と一緒にニューヨークに来ないかと誘われた。突然のモテ期の到来に浮かれる碧だが、空からは沖縄にもニューヨークにもついて行かないと言われ、母娘の間には微妙な距離が生まれた。

そんな中、ゴンちゃん(沢村一樹)は地元の銭湯で風雅と鉢合わせた。

大学では、お互いを意識する空と光(岡田健史)の間にぎこちない空気が流れていた。そんな中でも光は、碧と離れることが寂しいと思っている空の気持ちを感じ取っていた。

その日、空は渉(東啓介)に別れを切り出した。「他に好きな人、出来た?」という質問に、空の心には光の顔が浮かんでいた。

一方、おだやには転勤前におでんを食べに来た漱石が現れた。さらに、風雅までやってきて、碧をめぐる男たちが一堂に会した。碧と空を自分の物のように話す風雅の態度にイラっとするゴンちゃんは怒りが沸点に達し、勢いよく風雅に殴りかかった。修羅場と化すおだやにタイミング悪く現れた空は、風雅に向かって碧と空の気持ちを代弁するゴンちゃんの言葉を聞いてしまった。

母娘をめぐるエキサイティング・ラブストーリーが、ついに最終局面を迎えた。