日本のフュージョンバンドの先駆け「PRISM(プリズム)」のメンバーでギタリストの和田アキラ(わだ・あきら、本名和田晃=わだ・あきら)さんが28日、敗血症による多臓器不全のため死去したことが29日、PRISMの公式ホームページで発表された。64歳。東京都出身。かねて病気療養中だった。

葬儀は遺族と近親者で行ったといい、「お別れ会」は、新型コロナウイルス感染症の状況が落ち着いたら行うとしている。

和田さんは18歳でPRISMを結成。エリック・クラプトンの日本公演で、前座を務めたことでも知られる。グループの活動以外にもソロとしても活動。井上陽水、森高千里ら人気アーティストのライブやレコーディングにも参加した。