米歌手マライア・キャリー(52)が3日、新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける様子を撮影した動画をインスタグラムに投稿した。

キャリーが接種したニューヨークでは先月末から30歳以上の住民が接種の対象となっており、「ワクチンの副反応:G6」とコメントを添えて接種の瞬間は得意の高音も披露している。「エキサイティングだけど、ちょっと緊張している」と語るキャリーは、Tシャツの袖を肩までまくり上げて接種に臨み、接種後は手をたたいて喜ぶ姿も映っている。

「まだ1回目よ」と語っており、数週間後に2度目の接種を受けるようだ。「みんなも(接種)できるようになったら接種するよう推奨するわ。一緒に乗り越えましょう」と語り、ファンにワクチン接種を呼び掛けている。

ワクチン接種が進んでいる米国では、すでに多くのセレブが接種を終えており、先日も俳優ライアン・レイノルズと女優ブレイク・ライブリー夫妻がワクチンを接種したことをSNSで報告していた。

ワクチン普及のため、俳優アーノルド・シュワルツェネッガーら接種の様子を公開するスターも多く、歌手ドリー・パートンも接種した際に替え歌で「ワクチンためらわないで」と歌う姿を披露していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)