新型コロナウイルスの拡大で昨年初めて中止され、今年は開催が予定されている野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL'21(フジロックフェスティバル)」(8月、苗場)出演者ラインアップの第1弾が16日、公式サイトで公開された。

初日8月20日のヘッドライナーは、NHK連続テレビ小説「エール」にも出演した野田洋次郎が所属するロックバンドRADWIMPSが務める。ヘッドライナーは17年以来4年ぶり。同日はMAN WITH A MISSION(マンウィズ)らの出演も発表された。

2日目の8月21日のヘッドライナーは4人組男性バンドKing Gnuが務める。同日は小山田圭吾率いるCORNELIUSや、サンボマスターらの出演も決定した。

最終日8月22日のヘッドライナーは石野卓球とピエール瀧のユニット、電気グルーヴが務める。同グループは昨年も中止になる前の段階では出場が発表されていた。ほか、ドラマー池畑潤二らが結成した「忌野清志郎Rock'n'Roll FOREVER」らも出演する。

昨年は海外ミュージシャン招待が難しくなった状況などを受け、24回目を迎えて初の完全な中止となった。今回は国内アーティストが中心となり、主催者はこれまでに「新型コロナウイルス感染防止対策を徹底し、全ての方々が安心・安全に過ごせる『コロナ禍で開催する特別なフジロック』を目指します」と発表。観客数を減らし、混雑を緩和するなどの対策を講じるとしている。