日向坂46の「かとし」こと加藤史帆(23)が25日、DeNA-オリックス戦(横浜スタジアム)で始球式を行った。

加藤は日向坂46とコラボしたローソンキャンペーンの一環として、ローソンの制服姿で登場。オリックスの1番バッター福田周平(28)に対して、ノーワインドアップの右のオーバースローで左打席の背中側をワンバウンドで通るボールを投げこんだ。福田が“お約束通り”空振りすると笑顔を見せ、歓声に応えた。

その後、取材に応じた加藤は「始球式は初めて。すごく貴重な経験をさせていただいて、ありがとうございました。皆さんが、すごい拍手で迎えてくれました」と振り返った。

「でも、反省点もあります。練習よりも左側に行っちゃったので『アハーッ』って叫んじゃって、恥ずかしかったです」と話した。

10日ほど前に始球式を告げられてからは毎日、イメージトレーニングでピッチング練習を積んだ。「イメトレではノーバウンドで投げられたんですけどね。球場についてから、本番前に5分くらいマネジャーとキャッチボールをやって、コツも教えてもらっていたんですけど」。試合の行方については「どちらのチームも応援しています。今日はローソンの応援ですね」と笑った。

明日26日発売の新曲「君しか勝たん」で初のシングルセンターを務めている。野球の“センター”であるマウンドに立ったことについて「見たことのない景色を見せてもらった。野球場の真ん中に立つのは初めてで感動しました」と話した。