小島瑠璃子(27)と桐谷健太(41)が5月25日、オンラインで行われたキリンビール主催の「新『のどごし生』磨き抜かれたうまさ完成披露会」に出席した。そこで見せた、小島のプロ意識の高さにハッとした。

この日、新しくなったのどごし生を前に、小島は「ついにきました! 本当に新しくなって、さらにおいしくなったのでそれを皆さんに伝えられたら」とハイテンション気味に明るくPR。

大半のイベントでは、司会者が段取りを仕切ることが多く、2人ゲストがいる場合、それぞれに質問を振りながらトークを進めていく。司会者が桐谷に質問を向け、答え終えると小島は、すっと、間を空けることなく、自然に自分の意見を述べた。本来なら、「小島さんはどうでしょうか」などとワンクッション質問を挟む場合が多いが小島は、質問が飛ぶ前に全て答えていた。限られた時間の中で、司会者が質問する時間を短縮できることに加え、スムーズにトークセッションが進む。周りをよく見て、空気が読める人だからこそできることだ。

ハッとしたことはもう一つあった。クラッシュアイスに埋もれたビール缶が、キンキンに冷えた状態で登場したシーンで小島は「おー! キンキンです」と冷たそうに叫んだ。そしてその後、ふたを開ける際、しっかりとマイクのそばに缶を持っていき「プシュッ」という音を伝えた。

この光景を隣で見ていた桐谷は「あっ。ちゃんとマイクの前で」と感心した様子を見せ「知ってるねえ」と感嘆した。小島は「テレビ人ですね~」と自ら突っ込み笑いを誘った。画面越しに見ている報道陣を見越した対応には、本当にハッとさせられた。的確なコメントや、リアクション、すべてがプロだった。【三須佳夏】