4月から放送されている「マクドナルド」のCMで芸能界デビューを果たした近藤華(13)を取材した。

映像ディレクターの父を持つ近藤は、公式インスタグラムで、自身が描いた絵や動画、フェルトを使った作品をアップするなど、クリエーティブな一面を見せている。

「自分の書きたいものや好きなものを書いています。考えに集中しすぎて歩いてることを忘れることもあって(笑い)。はっとしたら家に着いたりしています」とちゃめっ気たっぷりに話した。

絵を描き始めたきっかけには、画家を目指していたという父の影響があった。「塗り絵をして、それをつなぎ合わせて動かしていくというアニメーションを見た時に、すごい面白いな、って思って。それがきっかけで始めました。実際に描き始めたのは小学3、4年生くらいですね」と回想した。

約18秒の間に、1つの物語をアニメーションで作成する。絵を描くだけではない。自分好みに塗り絵をして、考えたストーリーに沿って絵を複製し、少しずつ動かしていく。かなり時間がかかりそうだが「難しくないですよ」と笑顔で応じる。

趣味はアニメーション作りだけではない。「料理もします。あとはあまりうまくないですけど、最近羊毛フェルトもやっています」。料理は母から、手芸は着物屋だという祖母から教わりながら挑戦している。将来的には「映画も作ってみたいです。女優だけではなく、自分の趣味や特技が生きたらいいなと思っているので、他にもいろんなことに挑戦していきたいです」と力強く話した。

クリエーティブ一家に育ち、多彩な趣味を持つ中学2年。「女優を特に極めたい」と意気込むが、今後多方面で活躍する存在になっていきそうだ。【三須佳夏】