22日に肺炎で亡くなった女優李麗仙さん(享年79)の葬儀・告別式が26日、都内の斎場でしめやかに営まれた。喪主で息子の俳優大鶴義丹(53)の元妻マルシアや近親者など約40人が参列し、故人と最後の別れを惜しんだ。

関係者によると、祭壇は白と赤色の多数の花で飾られ、ひつぎには長年愛用していたたばこと、自身の死去を大きく報じる新聞が数紙入れられた。出棺時の喪主あいさつで、義丹は参列者への感謝の言葉とともに、「舞台に熱い情熱を注いだ人でした」と「アングラの女王」と呼ばれ、舞台などで活躍をした母への思いを語ったという。

元夫の唐十郎(81)は参列しなかったという。