小出恵介(37)が、15日からインターネットテレビABEMAでスタートする新ドラマ「酒癖50(フィフティ)」(木曜午後10時、全6話)に主演することが7日、分かった。ドラマの出演は、17年のNHK「スリル!~赤の章・黒の章~」以来4年ぶり。

「酒癖50」は、酒によってあぶり出される人間の弱さ、愚かさ、現代社会の闇を描いたオリジナルドラマで、鈴木おさむ氏が脚本を担当。小出は、ある企業の社長の依頼で、酒癖の悪い社員50人に過度な飲酒の恐ろしさを伝えるビデオを見せるなどして、解決に導いていこうとする酒野聖を演じる。

第2話で下野優を演じる前野朋哉(35)が、作品への思いを語った。

「第2話で描かれるテーマは『逃げ』です。下野は目の前の問題から逃げ、ストレスからお酒に逃げ、豹変します。そんな下野を面白がる同僚、頭ごなしに怒鳴る上司。小さな負の要因が連なり、物語は取り返しのつかない悲惨な結末を迎えます。あなたにも起こり得る事です。今まではたまたま起こらなかっただけかもしれない。理不尽な痛みを少しでも食い止められるように。この作品から逃げないでください。」(原文のまま)