東京オリンピック(五輪)で民放最初の放送となった21日のTBS系「サッカー・女子予選 日本×カナダ」(午後7時)の平均世帯視聴率が、14・1%(関東地区、速報値)だったことが26日、ビデオリサーチの調べで分かった。

23日の五輪開会式に先立って行われた、なでしこジャパンの初戦。前半12分に先制を許した日本だが、後半39分に背番号10のFW岩渕真奈(28=アーセナル)が起死回生の同点ゴールを決め、2大会連続銅メダルのカナダと1-1で引き分けた。試合は無観客で行われ、テレビ観戦に与える影響が注目されていた。

番組では同局五輪番組のメインキャスターを務める安住紳一郎アナウンサー(47)が冒頭、「32回目を迎える夏のオリンピック、東京大会。ほぼすべての競技が無観客で行われることになりました」とあいさつ。同局オリンピックスペシャルキャスター高橋尚子さんも出演した。

また、24日にNHKで放送された「日本×イギリス」(午後9時15分)は9・1%だった。