過去のいじめ行為などから、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック開会式の楽曲担当を辞任した小山田圭吾(52)が所属するバンド「METAFIVE」が28日、所属レコード会社のホームページで、8月11日に発売予定だったアルバム「METAATEM」の発売中止を発表した。

発表では「8月11日に発売を予定しておりました2nd ALBUM「METAATEM」について発売中止とさせていただきます」とし、さらに発売日当日に東京・タワーレコード渋谷店で開催予定だった発売記念トークイベントも中止するとした。

さらに、バンドが出演していたInterFM897「METAFM」(日曜午後11時30分)についても「バンド活動上の都合により放送終了とさせていただきます」と、番組が終了することも報告された。今月25日の放送は予定通り行われていた。

同バンドは、小山田をはじめ、高橋幸宏、砂原良徳、TOWA TEI、ゴンドウトモヒコ、LEO今井によって14年に結成された。16年11月発売のミニアルバム「METAHALF」以来のアルバムでもあり、発売中止を発表するSNSには、ファンから「楽しみにしていた」との声も寄せられた。

同バンドをめぐっては、今月26日に横浜で開催予定だったライブを、新型コロナウイルス感染拡大の影響から中止としていた。