元乃木坂46の西野七瀬(27)が16日、大阪市内で行われた映画「孤狼の血 LEVEL2」(白石和弥監督、20日公開)の舞台あいさつに出席した。

柚月裕子氏のベストセラー小説を原作に広島の架空都市を舞台に警察とヤクザの攻防を描いた「孤狼の血」(18年)の続編。西野は主人公の松坂桃李が演じるマル暴刑事・日岡が出入りするクラブのママ・近田真緒役を演じる。

大阪府出身の西野は「映画での凱旋(がいせん)。卒業して初めてなのでうれしい。記憶に残りそう」と笑顔であいさつ。撮影では喫煙シーンにも初挑戦した。上林組の組員に囲まれて西野が喫煙するシーンに白石監督が「これは、やべ~ことをさせているのかな…」と話すと、西野は「タバコの持ち方など喫煙者に教えてもらった」と動じずに撮影に臨んだ心境を振り返った。

これまでのイメージとは異なる役柄に「だいぶ大きな挑戦だった」という西野は「お芝居のスキルはもちろん、これからもこういう経験を重ねていきたい」と意気込んだ。