ジャニーズ事務所の藤島メリー泰子名誉会長が肺炎のため今月14日に亡くなっていたことが17日、同事務所が公式サイトで発表された。93歳だった。

19年に亡くなった弟のジャニー喜多川氏(享年87)とともに、1962年の立ち上げ時からジャニーズ事務所を支え続けた“女帝”の死去を受けて、同事務所“長男”の東山紀之(54)がコメントを発表した。全文は以下の通り。

厳しいマネージャーであり、良き理解者であり、そして、優しい母親でもありました。

私の人生でなくてはならない存在のメリーさんが天国に旅立ちました。

そんなメリーさんとの思い出の中で、忘れられない言葉があります。

「私はタレントを守る為なら、いくらでも悪人になります。」

私たちを常に守り、その美学の中で私は人生を歩み進める事が出来ました。

年齢を重ね、先輩になり、親になっていく中で、若い頃から受けていた数多のアドバイスの真意がより理解出来るようになりました。

メリーさんのような人になりたいと思っていた矢先の出来事でした。

行く先々を明るく照らしてくれて本当にありがとう。

天国のジャニーさんによろしくね。

東山紀之