NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の3日に放送された第80話の平均世帯視聴率が16・2%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、気仙沼へ帰っていく未知(蒔田彩珠)や亮(永瀬廉)ら。同じ頃、サヤカ(夏木マリ)や龍己(藤竜也)は、自分たちより下の世代のためにも、まずは自分たちが楽しく、最後まで格好よく生きなければと電話で話し合っていた。後日、百音(清原果耶)と結局会えずじまいだった菅波(坂口健太郎)が改めて汐見湯にやってきた。菅波は昨日から動揺していると伝え、百音に会って自分が少し変わったと思っている。だから少しは思いを受け止められる。受け止めたい。だから多少は頼りにして欲しいと話した。さらに大学病院を離れ、登米の診療所に専念することを話した。百音は動揺し、そっと菅波の手を軽く触ったまま、「先生がどこで仕事していてもいい。どこへ行ってもお会いします。でも、私も言われたんです、私は正しいけど冷たいって。彼は何でもいいから、今だけでもいいから、助けてくれって、私にすがったんだと思います。だけど応えることが出来なくて。なのに、私は先生が目の前からいなくなっちゃうのが嫌だと思っているんです」と思いを明かした。すると菅波は百音を引き寄せて抱きしめた。「あなたの痛みは分かりません。でも分かりたいと思います」と伝えた。