連載開始から22年を迎え、シリーズ単行本累計6000万部超の人気コミックのアニメ映画「リョーマ! The Prince 新生劇場版テニスの王子様」の公開記念舞台あいさつが4日、都内で行われた。

原作・製作総指揮の許斐(このみ)剛氏(51)、神志那(こうじな)弘志監督(58)と声優の皆川純子、朴■美、置鮎龍太郎、諏訪部順一が出席した。

神志那監督は「この日を待ち望んでいました。作っている時は時間が足りないと思うんだけど、できてからはこの日が待ち遠しかったです」と笑顔を見せた。

3D(3次元)CGでの製作に「途中で、キャラクターを作り替えました。最初は子供向けで頭身が小さいものを作ったけど、全部作り替えました」と明かした。

許斐氏は「今回、製作総指揮を務めさせていただきましたので、私にしか作れない映画を作らせていただきました」。構想5年と言われていることには「5年と7カ月になります。このお話をいただいてから、まず22年の歴史のあるテニスの王子様をぶっ壊すことから始めました。歴史があると敷居が高くなる。新しい世代に見てもらうための挑戦。原点に返って“テニプリ”を描きました」と振り返った。

今月17、24日にはスクリーン上のキャラクターを無発声で拍手や手拍子で応援する、上映イベントが行われる。

※■は王ヘンに路