声優森川智之(54)松本梨香(52)が4日、都内で、アニメ映画「リクはよわくない」(10月1日公開、荒川眞嗣監督)の完成披露イベントに出席した

同作は、坂上忍(54)がお笑いコンビ野性爆弾くっきー!(45)とタッグを組んで製作した同名絵本が原作。坂上自身の経験をもとに、5歳の「ぼく」が愛犬リクと過ごす日々で命の大切さに気付く物語だ。

犬の長男・ツトム役の声を担当した森川智之(54)は「ぼく自身が犬です」と珍発言。周囲がぽかーんとする中、愛車にかつて飼っていた愛犬の名前を付けたり、自身で立ち上げた事務所の名前や声優養成所の名前にも愛犬の名前を付けていることを熱弁した。

「命の貴さを感じてもらうと共に、ただかわいいというだけでなく、楽しいこと悲しいこといろんなことがあるので、いろいろなことを経験していただいて、これからの長い人生の中で心豊かに過ごしていただければ」と呼び掛けた。

ナレーションと「ぼくの声」を担当した松本梨香(52)も幼い頃から犬と共に生活してきたという。「家族ですね、ペットとかそういうことじゃなくて、家族」と存在の大きさを語った。作品について「本当に最初から最後まで泣きました。心が純粋できれいな方は絶対に泣く」とアピールした。