元乃木坂46で女優の生駒里奈(25)が6日、東京・CBGKシブゲキ!!で、「SOLO Performance ENGEKI『僕とメリーヴェルの7322個の愛』」(6日~17日)の囲み取材を行った。

同作は、最少人数のキャストやスタッフで新たなエンターテインメントを届けるプロジェクトの一環。宇宙を漂流する“僕”が、AIの「メリーヴェル」と“愛”を探し生きていく物語を描く。過去にも生駒の主演舞台を担当した毛利亘宏氏が演出を手掛ける。生駒が女性版、俳優松田凌(30)が男性版を上演する。

この日初日を迎える生駒は「こういう機会を頂けて、初日を無事迎えられるということで、すごく楽しみです。自分が『俳優としてやっていくんだ』っていう意思表示になればいいなと思っております」と力を込めた。

11年の乃木坂46加入から、8月21日でまる10年を迎えた。「実は最初、3年続けてやめようっていう気持ちでアイドルをしていたんです」と明かし「10年生き延びたことがすごくて…」と振り返った。

乃木坂卒業後は、「その次の人生、何をしようって思った時に、毛利さんに出会って演劇って素晴らしいんだってことに気付かせてくれた。今こうして立っていることが、すごく奇跡。恵まれたんだなあって思います」としみじみ語り「芸能界に来てよかったと思います」と笑みを浮かべた。

自身の10年後については「絶対に俳優はやっていたいです」と意欲を見せた。「なんかこうよく、女性なので、結婚だの、出産だの、聞かれるんですけど、今はそういうのじゃなくても楽しい、幸せな人生、っていうことも可能性としてでてきているので。とにかく俳優として活躍してて、いい家に住んでて欲しいです。いい家に住むことがいろいろ潤って回っているんだと思うので、それが1番の目標です」と展望を語った。