俳優田中圭(37)が11日、テレビ東京系主演ドラマ「らせんの迷宮~DNA 科学捜査~」(15日スタート、金曜午後8時)のオンライン会見に、共演者らと出席した。

同ドラマは、昨年4月に放送予定だった。コロナ禍の影響を受け今回、約1年半後の放送になったが「すごくすごく長かったと思いますが、ようやく始まります。いろいろあって、決して一筋縄ではいかなかったドラマですけど、チーム一丸となって、助け合って作ってきた作品です」と力を込めた。

天才遺伝子科学者(田中)が、熱血刑事や科捜研の美女とともに、難事件や未解決事件を解き明かし、遺伝子捜査の裏にある人間の業に迫るヒューマンミステリー。

ドラマのタイトルにちなみ迷宮入りしていること、不思議に思うことを問われ、田中は「ずっと昔から手袋とか靴下が片方どこかにいっちゃう」と悩みを告白。「あれは何で? 何でだろう? って思いますね。靴下はいっぱいあるので1つなくなってもあまり気にならないんですけど、手袋は、なくなると『もう一個どこだよ!』って。何で君たちは一緒にいないんだよ!あれ? って。不思議ですよね」と話した。

安田顕(47)は「お酒とのちょうどいい距離感っていうのがちょっとつかめない。迷宮入りしてますね。なかなかいい案配がうまくいかない。ちょっと”一杯”が”いっぱい”になっちゃいます…」と切実な悩みを明かした。

倉科カナ(33)は、田中演じる天才遺伝子科学者にちなみ、これは天才だと思うことについて「ものを忘れる天才です」と即答し「過去のことに無頓着で記憶がない。記憶を忘れる天才です」と笑った。