金子恵美氏(43)が20日、オンラインで開催されたファンケルの機能性表示食品「睡眠&疲労感ケア」新発売イベント「『朝バテ』セミナー&トークセッション」で、対談した医師から夫の宮崎謙介氏について「ちょっと頼りないところがある。金子さんの方がお疲れなんだと思う」と思わぬ“同情ツッコミ”を受け、苦笑いした。

金子氏は、ファンケルが調べた、朝に起床した瞬間から疲労感を感じている人が57・6%いるというアンケート結果に「私も、その6割に入っています」と即答。その上で「子供を幼稚園に送り出すまでが本当にひと苦労。子供のペースに合わせて配慮したいと思っても、自分の仕事に出る(時間の)リミットもあり、イライラが募る。仕事に行くまでにやらなければいけない家事もある」と5歳の長男の育児と家事、テレビのコメンテーターなどの仕事を両立する大変さを語った。

また、アンケートで58・6%が、疲れている時に不機嫌で家族や子供に「早くして」などと、つい当たってしまうと答えたことについても「よく分かります。共感しかない。『早く出なきゃ』『行くよ』とか子供をせかしてしまいます。年齢が40を超えると、子供が男の子なもので体力についていけなくて。頭では何かしなきゃと思っても、体が全くついていかない」と共感した。その上で「家族に当たっているわけではないんですけど、つい言葉で『あぁ疲れた』と出してしまう。夫から『周りの空気を悪くするから、やめなさい』と言われるんです」と宮崎氏との夫婦の会話を明かした。

すると、対談していた東京疲労睡眠クリニックの梶本修身院長から「大変だと思いますよ。お仕事も朝早い、しかも緊張されるお仕事。子供さんの送り迎え、教育もあるでしょう」と優しくフォローされた。ところが、すかさず「また、だんなさんね…ちょっと頼りないところがありますから。だんなさんのケアもちゃんとしないと…いろいろご負担も多いと思います。恐らく、ご主人様より金子さんの自身の方がお疲れなんだと思う」と“同情”までされた。

金子氏は「ここで言うとは驚きました」と苦笑した。梶本院長から質の高い睡眠を勧められると「本当にですね、家族にいろいろと負担をかけられていることもございます。先生のご指摘通りなので、夫にも協力してもらいたいと思います」と強調した。

また最近、疲労を感じることを聞かれと、宮崎氏の最初の不倫と出直しについてつづり、20年10月に出版した著書「許すチカラ」(集英社)の宣伝を兼ねて、今年1年をかけて全国を回って講演したことだと言及。「疲労感を感じていますね」と振り返った。

「睡眠&疲労感ケア」については、宮崎氏と一緒に試したといい「初めて飲んで起きた翌朝、初回から本当に効果を実感して『私、今日、すごい元気なんだよね』と周りに言いました」と効果を強調。「普段は起きた瞬間、ちょっとだけベッドでゆっくりしたいんですけど、すぐ体が動いた。夫も飲んだんですけど『すごい朝、スッキリしてるよね』と共感し合いました」と宮崎氏とも意見が一致したことを明かし、笑みを浮かべた。